熟睡してスムーズに気持ち良く目覚めた朝は、気分も体調もすごくいい♪という経験は多いはず。おまけに肌ツヤもよく、化粧のりまでも良いという肌コンデションに、睡眠と美容が切っても切り離せない関係だという事は想像できますよね!
今日は、睡眠と美容の関係を詳しく学んでいきましょう。
睡眠と肌の生まれ変わりは、切っても切り離せない関係。なぜなら、肌のターンオーバーは、脳の活動が休止モードになる睡眠中に活発に行われているから。十分な睡眠をとらなければ、肌のターンオーバーが遅れ、肌トラブルの発生や、肌の老化を早めてしまうことになります。
質の良い睡眠は、高級な美容液やクリームにも匹敵する程の美肌効果をもたらすとも言えるのです。
睡眠中の体内では、様々なホルモンが働き、身体のメンテナンスを行っています。
そのうち、成長ホルモンは、肌の生まれ変わりを促進し、うるおい機能を高めたり、肌のハリや弾力を高める働きをしています。別名若返りホルモンとも呼ばれていて、大切な大切なホルモンの1つです。この大切な成長ホルモンを最大限に分泌させるためには、睡眠導入時間と、睡眠の時間よりも質がポイント。
成長ホルモンが活発に分泌されるのは、睡眠導入からの約2~3時間。
睡眠には、脳を活性化させる「レム睡眠」と、脳を沈静化させる「ノンレム睡眠」があります。およそ90分周期でノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れ繰り返されています。肌の生まれ変わりに大切な質のいい睡眠は、深い眠りに入っている時で、それはセットの1回目と2回目と言われています。
食事時間だけではなく、食事内容も大切。成長ホルモンの分泌を促すためには、良質なたんぱく質を多めに摂り、炭水化物の摂りすぎには注意しましょう。
就寝時の部屋は適度な暗さがポイント。明るすぎたり、電気をつけっぱなしで就寝すると、睡眠の質が悪化すると言われています。
香りも効果的に活用しましょう。アロマオイルを焚いたりリネンウォーター等を使用し、お気に入りの香りに包まれて就寝しましょう。交感神経と副交感神経のバランスが整い、心身のバランスが整います。
睡眠と美容は切っても切り離せない関係。どんなに高級な化粧品でお手入れしても、美容皮膚科に通っても、手に入れることのできない成長ホルモンをより多く分泌させて、最大限の美肌効果を狙いましょう。