長かった自粛生活も少しずつ通常に戻りつつありますが、引き続き、マスク生活は続いています。
そんな中、マスクを外したら「こんなに老けていたっけ!?」とショックを受けることも・・・。実は、以前よりほうれい線が気になるというお悩みが増えています。
ほうれい線はいわゆる見た目年齢を左右します。
長い間、マスクで隠れていたため表情筋を使う機会が減り、マスク老け顔なんてことに。
そんなお悩みを解消するために、今回は『ほうれい線ケア』の特集です。
ほうれい線とは、鼻の両脇から口角にかけて伸びるラインのことです。
普段は目立たない人でも、笑顔などで表情が変化したときに、その姿を現わします。表情を戻しても、口元と頬を分ける境界線のように残っているのがその正体です。
ほうれい線かどうかを確認する方法として、天井を見ながら鏡を見て、線の深さが浅くなるか消えれば、それは紛れもなくほうれい線です。
日本人は、頬骨が高く、口元が前に出ている骨格の方が多いため、ほうれい線が目立ちやすいとも言われています。
ほうれい線とシワは実はまったくの別物です。
ほうれい線は、骨格や筋肉などの影響で刻まれる溝のことで、表情筋の衰えが主な原因です。なので、若い方にもあります。骨格の形や筋肉のつき方は、一人ひとり違いがあるため、ほうれい線の深さや長さは異なり、また左右差もあります。
一方で、シワは、肌表面の乾燥によるキメの乱れや、真皮弾力繊維の、張力低下や緩みにより、ハリが失われることが原因で発生します。お手入れ不足や加齢により、目立ちやすくなります。
表情筋は30種類以上あり、表情をつくるためにはたらいています。
表情筋は、身体の筋肉のように骨と骨をつなぐものではなく、骨と皮膚でつながっています。そのため、人の細かな表情をつくり出すことができるのです。
しかし、笑ったり泣いたりなどの感情表現が減少すると衰えてしまいます。
ほうれい線に深いかかわりを持つのが、口元、頬の表情筋です。中でも、口の周りの筋肉[口輪筋][咬筋]を鍛えて肌を引き上げることが重要です。
表情筋は、簡単なトレーニングで鍛えることができます。
❶右の口角を上げ、右の眼を閉じます。お互いに引き寄せあうようにして5秒キープします。
❷左側も同様に行います。
❶表情を変えるときに表情筋を使うため、できるだけ、人とコミュニケーションをとりましょう。
❷口いっぱいに含んだ空気を、上下左右に動かすだけでも表情筋を鍛えられます。
❸食事の際、噛む回数を意識して食べることで[咬筋]を鍛えられます。
肌は表面から順に、表皮・真皮・皮下組織の3層で成り立ち、ほうれい線にかかわっています。それぞれをきちんとケアすることで、目立ちにくくすることができます。
表皮 | 乾燥させないために、化粧水と乳液は大切。季節や肌に合わせて使いましょう。 |
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真皮 | エラスチン・コラーゲンの弾力を保つために、紫外線対策は1年中必須。おすすめの美容液を取り入れましょう。 |
皮下組織 | 脂肪や水分による、厚みや重みは禁物。血行を良くし、代謝をあげるために、基本の簡単マッサージを取り入れましょう。 |
ほうれい線ケアとしておすすめの美容液やクリームには、厚労省が認可した、しわ改善に有効な成分が配合されていることが大切です。主に、純粋レチノール・ニールワン・ナイアシンアミドの3つです。
高評価のアイテムを3点あげてみました。効果には、相性もあると言われている為、自分にぴったりのものを見つけてみましょう。
2017年6月21日発売 22g/8,580円
2017年に日本で初めて、有効成分純粋レチノール配合。
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2021年1月1日 改良発売 20g/14,8500円
日本初の薬用シワ改善化粧品、リンクルショットがリニューアル。
有効成分「ニールワン®(NEI-L1)」配合。
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2019年10月11日発売 20ml/14,850円
有効成分ナイアシンアミドが真皮と表皮に働きかけ、深く効くシワ改善美容液。
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いかがでしたか?
気になるほうれい線を改善し、目立ちにくくするためには、表情筋を鍛えること、肌の3層をケアすることの両輪が必要です。そして、毎日の積み重ねに勝る効果はありません。ぜひ、毎日のお手入れに取り入れてみてくださいね!