マスク生活が続いても、常に人の目にさらされている「顔」。 マスクで顔の大半が隠れ、見えている部分が少ないからこそ、見えている部分に集中的に視線がいくような気がします。そして、大半の女子は、マスクの下の見えないところは、少しばかり手を抜いているのではないでしょうか・・・。 しかし、自分の肌やメイクにこだわって、手間暇かけてる女子の目は少々手ごわいです。なぜなら、マスクの中の見えない部分までも想像力を働かせて、しっかりチェックしているからです。今年もマスク生活が続く真夏を前に、見えない部分も手を抜かず、いかに磨きをかけられるかが問われているのかも・・・。 そんな中、化粧が崩れているのにそのまま放置している肌こそ、見たくない、見られたくない肌の筆頭です。 今回は、真夏を前に、化粧崩れを防ぎ『美しい化粧肌』を作るために重要な化粧下地について学んでいきたいと思います。 目次 * 化粧下地の役割 * 化粧下地の種類と特徴/おすすめの肌タイプ * 自分に合う化粧下地の選び方 * 大人気の「崩れにくい化粧下地」のつけ方~5つのポイント~ 化粧下地の役割 一日の終わりや、昼休みの歯磨きタイムに、ふと鏡を見ると、ファンデーションが崩れていたり、朝つけた時の色より暗くくすんで感じたり、そんな経験はありませんか?せっかく時間をかけて化粧したのにショックですよね。そんな時、ファンデーションが合っていないのかも…とつい考えてしまいがちですが、それは意外と化粧下地が原因なのかもしれません。 ファンデーションに比べると、あまり考えないで使いがちなのが化粧下地です。 化粧下地とは、スキンケアの後、ファンデーションの前に塗るもの。つける事で、スキンケアとファンデーションが密着しやすくなり、美しく仕上がります。また、なりたい理想の化粧肌に整えてくれたり、化粧持ちを良くしてくれたりとたくさんの効果があります。 例えば化粧崩れが気になる人は、化粧崩れしにくいタイプの下地をつけるだけで、皮脂によるテカリ・崩れを防いでくれて、夕方まで朝のつけたてのきれいな状態をキープしてくれます。また、化粧崩れしにくいタイプの下地の中には、紫外線防止や乾燥・肌荒れ防止までも兼ね備えたものもありいい事だらけなんです。 化粧下地選びにこだわることで、『美しい化粧肌』に差が出ます! 化粧下地の種類と特徴 /おすすめの肌タイプ 皮脂による化粧崩れを防ぐ化粧下地 過剰な皮脂を吸着し、さらさらに固める粉体が入っているので、肌の上に皮脂が広がるのをを抑え、化粧崩れを防いでくれます。朝つけてから夜まで、つけたてのさらさらの肌が持続します。またこのタイプの下地は、密着性が高い為、マスクによるこすれにも効果があります。 おすすめの肌タイプ * とにかくテカリやべたつき、化粧崩れが気になる人 * 長時間化粧直しができない人 * マスクでファンデーションがとれる人 肌色を補正する化粧下地 気になる肌色をコントロールしてくれます。くすみやすい肌にはピンク系やパープル系、比較的薄くて広い範囲のシミやそばかすにはオレンジ系、赤くなりやすい肌にはイエローやグリーン系というように、効果のあるものを使えば、下地を塗った時点である程度肌色が補正される為、その後のファンデーションの量を減らすことができます。特に肌色悩みがない人でも、自分の肌色ベースを活かしワンランク上の透明感溢れる肌に整える事が出来ます。ファンデーションを重ねてカバーしようとすると、厚塗りになり化粧崩れしやすくなりますが、自然に透明感を残しながらきれいに見せる事が出来ます。 おすすめの肌タイプ * くすみ・シミそばかす・赤ら顔が気になる人 * 透明感溢れる澄んだ肌色になりたい人 肌の質感を整える化粧下地 毛穴やキメの荒さを目立ちにくくし、毛穴レスでツルンとなめらかな肌に整えることができます。ファンデーション級のカバー力があるタイプもあり、ファンデーションをつける量を減らすことができます。ファンデーションを重ねてカバーしようとすると、厚塗りになり化粧崩れしやすくなりますが、自然に透明感を残しながらきれいに見せる事が出来ます。 全体に使うタイプ以外に、特に気になる頬や鼻に塗り込んで使用する部分用もあります。 おすすめの肌タイプ * 毛穴の目立ちが気になる人 * キメの荒さが気になる人 保湿効果のある下地 素肌の状態では見えない乾燥や粉吹きが、ファンデーションをつけると目立つ人がいます。ファンデーションの粉体が引っかかり目立ってしまうのが原因です。保湿成分を多く配合した下地は、化粧のりの良いしっとりなめらかな肌に整えてくれます。 また、ほうれい線やしわは、乾燥が大きな原因です。しわやハリに効果のある保湿成分が入ったものを選ぶことで同時にスキンケア効果も期待できます。 おすすめの肌タイプ * 乾燥が気になる人 * ファンデーションをつけると粉吹きが目立つ人 * ほうれい線や目元等のしわの中にファンデーションがたまる人 * 日中乾燥した環境下で過ごす人 流行りのツヤ肌に仕上げる下地 パール配合やオイルリッチな質感でツヤ肌に仕上げる化粧下地です。カバー力は期待できないので、他の下地と組み合わせることで、流行りのツヤ肌に仕上げます。メイク好感度層や若い方に人気です。 おすすめの肌タイプ * ツヤっぽいベースメイクが好みな人 * 下地にカバー力や化粧持ちを求めない人 自分に合う化粧下地の選び方 おすすめの肌タイプでご紹介したように、ご自分の肌の状態や悩み、ファンデーションで叶えたい理想の肌に合わせて選ぶと良いでしょう。 また、2つ以上に当てはまる場合は、優先的にどちらか1つを選ぶか、2つを組み合わせて使うこともおすすめです。例えば乾燥しやすい肌の人が、保湿効果のある下地を選んだ場合、流行りのツヤ肌に仕上げる下地と一緒に使えば、肌の奥と肌表面の両方から、しっとりツヤのある肌に見せる事が可能です。 どこにどれをどのようにつける等、自信のない人は、ぜひ店舗に立ち寄りアドバイスを受けてみると良いでしょう。 真夏を前に、大人気の「崩れにくい化粧下地」のつけ方~5つのポイント~ 1.化粧下地をつける前に、スキンケアのベタツキが残っていないか確認しましょう スキンケアの余計な油分が残っている状態で化粧下地をつけると、逆にヨレやすくなってしまいます。メイクをする前のスキンケアはとても大切ですが、つけすぎた場合は、1度ティッシュなどを軽く顔に当てて、余計な油分をオフしてから化粧下地をつけるようにしましょう。 2.下地は適量を守りましょう 多ければ効果があるというわけではありません。最初は能書の適量を参考につけましょう。顔の面積や、きめや毛穴の凹凸で、一人ひとり適量が違います。何回かつけるうちに自分なりの適量を見つける事が出来るでしょう。自分なりの適量の答えは、つけた後、中指の側面を頬の下に当ててみて、耳の側面あたりまでスライドさせたとき、サラッとせずヌルッともしない、少しだけ引っかかる感じが、理想の仕上がりです。 3.顔は立体。顔の凹凸に合わせて指を動かしてなじませましょう 中指と薬指の腹を使用し、優しい力でなじませましょう。頬や額などの広い面は、立体を意識しながら内側から外側に、下から上に伸ばすようにつけましょう。 4.特に崩れやすい小鼻や頬の毛穴のなじませ方が大切です 毛穴は丸い為、一方向だけでなく、クルクルと指を動かしながらつけましょう。力が入りすぎると「毛穴落ち」してしまうこともあるので、「トントン」と軽く優し力で叩いてつけても良いでしょう。 5.なじませ確認は、スポンジの面を使うと簡単です 指での確認方法は、2でお伝えしましたが、スポンジを使うことで、余分なべたつきが吸収しやすく、簡単に全体を均一にすることができます。 常に清潔なスポンジを使用しましょう。 最後に いかがでしたか? 化粧下地なんて、ファンデーションに比べたら意識せずに選んだりつけたりしがちですよね。 今回は、『美しい化粧肌』のための化粧下地についてお伝えしました。特に崩れない化粧下地のつけ方も詳しくお伝えしていますので参考にしてくださいね。 今年もマスク生活が続く真夏を前に、見えない部分も手を抜かず、いかに磨きをかけるかにこだわってメイクや美容を楽しみましょう♪
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四季のある日本で6月と言えば、真っ先に思い浮かぶのが「梅雨」という方が大半ではないでしょうか? 温かく明るい春と、暑く輝かしい夏の間にあり、「雨・しとしと・ジメジメ・鬱陶しい」というワード浮かぶのが梅雨の時期ですよね。 また、梅雨の時期の身体や心の状態を聞かれたら、憂鬱・なんとなくすぐれない・だるい・元気が出ない・眠れない・やる気が出ない等の答えが多いのではないでしょうか? 5月病は有名ですが、最近では6月病という言葉も良く耳にするようになってきました。5月病と言うと、主に新入社員や新入生が対象ですが、6月病は季節環境の影響が主な原因なので、男性も女性も全世代が対象で増えているそうです。 そして、肌の状態を聞かれたら、べたつく・ニキビができる・脂っぽい・毛穴が目立つ・くすむ・化粧が崩れる等、高温多湿ゆえの悩みが多く発生し悩む時期でもあります。 そんな梅雨の真っ只中の6月。心も肌も快適にすっきりキレイに過ごして頂けるような提案をしたいと思います。 目次 * 梅雨の肌を取り巻く季節環境 * 外的要因(季節環境)からくる肌悩みと対策 * 内的要因(身体や心)からくる肌悩みと対策 梅雨の肌を取り巻く季節環境 高温多湿 肌にとって最適な湿度は60%~70%程度だと言われています。梅雨時は、湿度が80%を超える日も珍しくなく、それが長く続きます。気温も25度を超え、汗をかくことにより体温を調整しています。 汗をかく 体温調節のためにかく汗。汗をかくことは必要且つ大切ですが、汗の成分で肌がべたつきやかゆみが出る人もいます。肌の上に長く留まると、汗の成分が変化し刺激となり角化が乱れます。汗で肌が濡れた状態は、肌の細胞一つ一つが膨潤(ふやけ)してもろくなり、バリア機能が低下し角化が乱れます。 この汗が引くときに、肌の中のうるおいを奪って乾きます。汗をかいて冷房の効いた部屋に入った時の「スーッ」とする爽快感。お風呂上りのしっとりなめらかな肌が、「さらっ」と乾いてくるあの感じ。肌は濡れた後に乾き、乾くときに乾燥させるのです。 汗で濡れた肌は、紫外線を通しやすくなる為日焼けします。シミのある人は濃くなる原因となります。 皮脂分泌が活発 体温が上昇すると皮膚温が上昇し、皮脂の分泌が活発になります。皮脂の分泌が活発になると毛穴は開いた状態になります。その皮脂は、時間の経過とともに劣化皮脂となり肌に刺激を与え角化が乱れます。また空気に触れて酸化皮脂となり肌をくすませます。 紫外線ピーク 3月ごろから9月頃まで、エネルギー/量ともに最大の時期になります。 その真ん中の6月。雨だから、曇りだから大丈夫だと思い込んでいませんか?気温がそう高くないのも思い込みの理由かも知れませんね。梅雨の晴れ間は空気が澄んで綺麗なので、紫外線エネルギーは真夏並み。うっかり日焼けを最もしやすい時なのです。今年もマスク必須の時期が続きます。マスク焼けにも十分注意をしましょう。 外的要因(季節環境)からくる肌悩みと対策 1. ベタつく・脂っぽい 対策 * 毛穴の中に溜まった皮脂まで、すっきり洗い流せるタイプの洗顔をしましょう。 * メイクしていない日も、過剰な皮脂を溶かしさっぱりするようクレンジングをしましょう。 * 日中時間が経過しても夕方まで、べたつきや脂っぽさを遅らせるように、朝のケアを強化しましょう。 * 毛穴お掃除の美顔器を活用。 ※洗顔回数を増やすだけの洗いすぎや、頑張りすぎて擦りすぎは逆効果です。 2.毛穴が詰まる/目立つ・ニキビ 対策 * 1の対策をきちんとすることが前提です。毛穴の詰まり・目立ちは、乾燥した鱗屑(りんせつ)が毛穴に詰まっている状態です。黒ずみの詰まりは皮脂の酸化や汚れが考えられるので、より丁寧にクレンジングをして溶かしましょう。 * 鱗屑(りんせつ)は乾燥から起こります。脂っぽさにとらわれすぎず、毎日の基本の保湿スキンケアの手を抜かないようにしましょう。 * 皮脂過剰の毛穴の中にアクネ菌が繁殖することでニキビになります。触りすぎや刺激を与えないようにしましょう。 * 毛穴の中や毛穴周辺のメラニンでの黒ずみも考えられます。紫外線対策を徹底し、美白ケア取り入れましょう。 3.化粧が崩れる 化粧崩れの主な原因は汗と皮脂。汗も皮脂もピークの上に、マスクによるこすれや蒸れも加わり、化粧が崩れやすい大変な時期です。 対策 * 1と2対策をするのが前提です。 * そのうえで、汗や皮脂に崩れないファンデーションを使いましょう。 * 日中こまめに優しい力で汗や皮脂を抑えましょう。 4.乾燥する 実は、梅雨の肌を取り巻く環境の高温多湿・汗をかく・皮脂分泌が活発・紫外線ピーク・・・すべてが乾燥の原因にもなります。肌の表面はべたついている為に、肌の内側が乾燥していることに気づきにくいシーズンです。 対策 * 皮脂を取り除くことだけにとらわれず、毎日の基本の保湿ケアの手を抜かないようにしましょう。 * 使用感はさっぱり、保湿効果は高いものへの切り替えがおすすめです。 5.うっかり日焼け 紫外線エネルギーは真夏並み。雨でも曇りでもその80%は浴びていると言われています。 対策 * 雨でも曇りでも必ず真夏並みの紫外線対策をしましょう。 * 肌が汗や皮脂で濡れていると紫外線を通しやすくなります。優しい力でこまめに抑えましょう。 * 化粧崩れは日焼けの原因になります。汗・皮脂に強く崩れないタイプのファンデーションを使いましょう。 内的要因(身体や心)からくる肌悩みと対策 くすみ 梅雨の時期は、暑くて汗をかくと思えば、夏が目前とは思えない程急に寒くなる日も少なくありません。熱くなると血管は拡張し、寒くなると血管は収縮します。その繰り返しで血管が疲労し、血流を調整する力が低下し、血行不良になります。血液中の酸素やヘモグロビンの量が減少し、その結果肌の明るさや透明感が失われ、顔全体が暗くくすんで見えるのです。 対策 * 暑いからとシャワーだけで済ませず、バスタブに浸かりましょう。 * 半身浴で全身を温め身体の血行を良くしましょう。 * マッサージケアを取り入れ顔の血行を良くしましょう。 * すべてのスキンケアを、下から上、中心から外側へとリンパの流れを意識し、マッサージするようにつけましょう。 * 肌色が明るく見える化粧下地やファンデーションを使いましょう。 心のケアによる肌への効果 6月病が増えていますが、なかでも女性の約7割が、梅雨の時期何らかの不調を感じているとも言われています。 梅雨をもたらす梅雨前線上に低気圧が発生すると、交感神経が高まり、血管を縮小させ血圧が上昇し、様々な身体や心のトラブルが起こりやすくなります。もともと冷え性や血行不良を抱えている女性はなおさらです。 それでなくても高温多湿・長雨の梅雨。不快指数100%で自律神経が乱れやすいですよね。 対策 この時期の身体や心のトラブルを緩和するには、やはり血流を良くすること。入浴は血流をよくするだけでなく、心をリラックスさせ疲れが取れやすくなります。好きな香りや炭酸の入浴剤を使用し、音楽などを流しながらゆっくり入浴してみましょう。身体と心の状態が良くなることで、もちろんお肌にも良い影響をもたらします。 最後に いかがでしたか? 身体と心、そして肌は繋がって影響し合っています。梅雨はこんなものだとあきらめるよりも、受け止めながら、あえて楽しんでケアしてみてはいかがでしょうか?
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日焼け止めは1年中欠かすことができないアイテムですよね! 今年も新しい日焼け止めが続々と出てきました。日焼け止めは毎朝絶対欠かせませんというあなたは美のお手本ですね!そんな中、毎日つけるの面倒くさかったり、なんか肌に負担がかかりそうで好きじゃないという人もちらほら。マスクだしまぁいいかとかね…。 マスクだからこそ、うっかり日焼けをしたらたいへんなことになります(汗) 今回編集部では、そんな日焼け止めがちょっと苦手な人でも毎日使いたくなるスキンケア効果の高い3品を選んでそれぞれ検証してみました! 目次 * POLA ホワイトショット スキンプロテクターDX * オルビス リンクルホワイト UV プロテクター * ランコム UVエクスペールクリア n POLA ホワイトショット スキンプロテクターDX(医薬部外品) 4/22に発売した日中用クリーム&日焼け止めです。 紫外線・近赤外線・大気汚染物質さらにはブルーライトからも肌を守ってくれる最新鋭の日焼け止めです。「セルフシールド機能」と名付け、肌自らがさまざまな外的要因をブロックし徹底的に守ります。また、美白有効成分配合なので日焼けし焼けにくく透明感のある明るい肌を目指せます。 SPF50+ PA++++ 6,600円/30ml ▶クチコミを見る ▶POLA(ポーラ)の公式サイトへ行く つかってみて 日中用クリームとしても使えるので、エアコンやマスクなどによる乾燥が気になる肌には◎。朝のお手入れの一番最後につけるだけ。するーっと伸びるクリームが程よい感じに肌にピタッと密着するので、次のベースメイクの邪魔をしません。保湿系の日焼け止めによくある油分のテカリ感もなく、白浮きせずにほんのりトーンアップができて肌がきれいに見えます。汗によりより強いシールド膜が形成されるので、スポーツ以外の普段のお出かけや、汗ばむこれからの季節にはピッタリです。 下地機能なし。無香料。ウォータープルーフではありません。 評価 保湿度 : 伸び : つけ心地 : コスパ : 日焼け止めはほとんど顔しか使わない方や、スキンケア効果、負担感のない付け心地を重視する方におすすめです。 COSMEbiのクチコミを見る 公式サイトに行く オルビス リンクルホワイト UV プロテクター(医薬部外品) 4/23発売のしわ改善・美白※もできる日焼け止めです。この日焼け止めはなんと、紫外線ブロック+しわケア+美白ケアをしてくれる一石三鳥のハイスペック日焼け止めなのです。 紫外線によるコラーゲンへの影響に独自のアプローチでコラーゲン産生を促進してしわを改善。また、シミの元となるメラニン生成を抑え、肌の表面にメラニンが届きにくくなり、シミを予防し明るい肌をキープします。この機能でこの価格ならば使わない手はない!!そんな日焼け止めです。※メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ SPF50+ PA++++ 3,850円/50g ▶クチコミを見る ▶オルビスの公式サイトへ行く つかってみて クリームのようななめらかな付け心地が肌を保護してくれてるという安心感。しっとりするのにベタつかないつけ心地。しっとりする分、つけた後のテカリが少し気になりますが、ファンデーションがよれたり等はなかったです。 化粧下地としても使用可。無香料。ウォータープルーフではありません。 評価 保湿度 : 伸び : つけ心地 : コスパ : 機能性と価格で選ぶなら間違いない1品です。伸びがよく、べたつかないので、顔はもちろん首・デコルテにも使いやすいですね! COSMEbiのクチコミを見る 公式サイトに行く ランコム UVエクスペールクリア N 日焼け止めといえばこれ!という方も多いのではないでしょうか。UVケアと下地機能が1本で叶うUVエクスペールの中でも、うるおいとツヤのある仕上がりになる「クリア」は透明感のある濡れツヤ肌に整えます。 SPF50+ PA++++ 6,380円/30ml ▶クチコミを見る ▶ランコムの公式サイトへ行く つかってみて スキンケアのようなしっとり伸びる感じはありませんでしたが、つけた後のうるおい感は充分にあります。下地としての機能が高く肌に伸ばした後、ベースがピタッと密着し肌のキメが整い毛穴カバー効果を感じました。トーンアップとまではいきませんが、程よいツヤでつるっとした肌に整えてくれます。このあと、いつものファンデーションをつけたところ、ピタッと密着してとてもきれいに仕上がりました。重ね塗りしたい場合、量が30mlということでコスパが気になるところです。 下地機能あり。香りあり。ウォータープルーフではありません。 評価 保湿度 : 伸び : つけ心地 : コスパ : 時短メイクや、日焼け止めと下地が一緒になってるアイテムがいいという方や、日焼け止めが苦手という方にはおすすめです。編集部的にはコスパのよい日焼け止めをつけて、そのあとこちらをつけるというのがいいかなと思いました。 COSMEbiのクチコミを見る 公式サイトに行く さいごに 『日焼け止めをみればブランドの技術力がわかる』ともいわれるくらい各ブランドが力を入れてこだわっているアイテムです。 今回は3品を試してみましたが、どれも使い心地がよく、常に進化しているな~と感じました。 紫外線ブロック+多機能な日焼け止めが数多く出ていますので、ぜひご自身の目的・好みに合った日焼け止め探しの参考にしてみてくださいね(^^♪
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昨年からの世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、その感染予防のために免疫力をアップすることについてよく耳にするようになりました。免疫力をアップすることは、ウイルス感染予防・さまざまな病気の予防に効果があるというだけではなく、実はお肌など美容にも関係があるのです。例えば春は、花粉症やアレルギーで肌荒れしている人が増えたり、紫外線量の急激な上昇により、お肌の乾燥やシミが濃くなったり、ハリが低下したりなど、様々な肌トラブルが起こりやすい時期ですが、実は、その肌トラブルにも、免疫力の低下が関係しているかもしれません。 今回は免疫と美容の関係についてのお話しです。 この時期だからこそ免疫力を高め、身体全体の健康も、美容としての美肌も保ちましょう♪ 目次 * 免疫力が低下することによる身体の症状 * 免疫力とは? * 肌免疫を高めるために大事なランゲルハンス細胞の働き * 肌免疫を高めるために免疫力を高めよう! 免疫力が低下することによる身体の症状チェック あなたはいくつ当てはまりますか? 上記のような症状があったら、身体の免疫力が低下しているかも・・・。 免疫力とは? 健康な毎日を送るには、免疫力を上げることが重要です。免疫力とは、病原菌やウイルスなどの異物から体を守り、病気の発症や重症化を防ぐ防御機能のことです。免疫力が下がるということは、体を守る力が弱まるという事なので、病気にかかりやすくなってしまいます。 免疫力は本来生まれつき身体に備わっている自然免疫と、生活しながら様々な病原体に晒されていく中で備わる獲得免疫があります。私たちの周りには目に見えない数多くの病原体が潜んでいます。普段、その病原体の影響を受けずに健康的な生活を送ることができるのは免疫力のおかげなのです。 肌免疫を高めるために大事なランゲルハンス細胞の働き 身体の免疫力の低下により、様々な症状があるように、かさつき・シミ・シワ等の肌トラブルには肌免疫が関係しています。肌免疫とは肌本来が持つ防衛機能のこと。私たちの肌は、自ら美しくなろうとする力を持っていますが、紫外線や大気汚染、乾燥などの外的要因による刺激や、栄養バランスの乱れ、睡眠、ストレスといった内的要因の影響から肌を守るためには、この肌免疫による防衛機能が大きなカギとなるのです。 肌免疫の向上には、肌免疫をコントロールする役割を持つランゲルハンス細胞が関与しています。 ランゲルハンス細胞は、肌の表皮の上層に存在しており、表皮全体の細胞数の2~5%を占めています。ばい菌や有害な化学物質などの異物を見つけて排除する機能や、紫外線や乾燥といった刺激への反応を鎮静化し、肌トラブルや肌の老化の加速を防ぐ機能を担っています。それによって、肌の恒常性を保ち、みずから美しくなろうとする力を高めているのです。 肌免疫を高めるために免疫力を高めよう 適度な運動をする 免疫力を高めるために欠かせないのが運動です。 無理をせずに続けられるように、自分のペースで適度な運動を生活の中に取り入れましょう。 質の良い睡眠をとることで自律神経のバランスを整える 私たちの身体が活動するうえで常に働き続けているのが自律神経です。自律神経には、興奮や緊張しているときに働く交感神経と、リラックスしているときに働く副交感神経があり、バランスが大切です。 ぐっすり眠りストレスや疲れを溜めないことで、免疫力が高まります。 栄養バランスを考えた食生活 何気なく食べている毎日の食事の内容やバランスはとても大切です。腸には免疫に関わる細胞の成熟や機能維持を担う働きがあり、腸内の状態は免疫力を左右すると最近よく言われます。免疫細胞の6割は腸にいると言われている程で、腸内環境を整える事が大切です。肉や乳製品を少し減らし、日本人ならではの発酵食品や、玄米や野菜中心の食生活等、身体を温める食材を意識して摂りましょう。 入浴で身体を温める 免疫細胞は血液の中にいます。体温が下がり血行が悪くなると、体内に異物を発見しても素早く攻撃できません。免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度といわれています。免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップするともいわれ、そのため体温を上げる事が大切なのです。 ゆっくり入浴することで、身体を芯から温め、全身を心地よくほぐしながら免疫力が高まります。38~40℃ぐらいのお湯に、20~30分ゆっくりつかりましょう。 よく笑いストレスを溜めない 笑うことで副交感神経が優位になり、免疫細胞が活性化すると言われています。さらに笑えば血行が良くなり、ストレスに関するホルモンが減って、心が穏やかになるなどの効果があるとも言われています。 最後に いかがでしたか? もちろん基本は毎日のベーシックケアと、肌悩みに必要な美容液などのお手入れです。さらに今の自分自身の免疫力をアップすることが、美肌への近道とも言えます。免疫力の高い健康な身体は美肌への絶対条件です!!
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メンズ向けのエステや、スキンケア商品広告・CMを頻繁に目にするようになったのはもう随分前です。ここ数年は特に、10代~20・30代の男性において、約半数がスキンケアをしていると言われています。個人差はあるものの40・50代以降のシニアの男性にも確実に増えてきています。男性がスキンケアする事に対して世間は肯定的です。特に女性は好意的に見ていると言われています。確かに美肌の男性を目の前にして、嫌な気持ちになることは無いです。むしろ、どんなお手入れをしているのか気になってしまいますよね。海外では、スキンケアをきちんとすることがビジネスマナーとなっており、仕事ができる男性や、理想の上司のイメージとしても重要です。 目次 * メンズの肌について * メンズに多い肌悩みとお手入れ方法について メンズの肌について 皮脂分泌量が女性の2倍 男性の肌は、思春期から皮脂の分泌が急速に増加し、成人するころには、女性と比べて約2倍になる。女性の場合は成人後、年齢とともに徐々に皮脂分泌量が減少していくのに対し、男性の場合はほとんど減らない。特にTゾーンは脂っぽくなりやすいです。 シェービング(ひげそり)習慣により、肌の最表面(角質層)へのダメージが大きい 電気シェイバー・かみそり共に、剃り方によっては、肌に摩擦や刺激となり傷つけているかもしれません。また皮脂を必要以上に失うこともあるので、肌荒れしやすいです。特にUゾーンは乾燥しやすいです。 夏場でも紫外線対策していないことが多く、影響を受けている 屋外でのスポーツ等特別なことがない限り、1年中日常的に紫外線を浴びているため、シミ、しわ・たるみ、ハリがない等の悩みが生じやすい。 メンズに多い肌悩みとお手入れ方法について メンズに多い肌悩み * 脂っぽい・べたつく・ニキビ・毛穴詰まり・毛穴の開き * 乾燥・肌荒れ * シミ・しわ・たるみ・ハリのなさ すべての肌悩み共通するお手入れ方法 皮脂や汚れ落として肌を清潔に保つ メンズスキンケアのポイントは、まずは洗顔です。朝晩2回の洗顔によって肌の余分な皮脂や汚れを洗い流します。正しい洗顔は、その後の化粧水や乳液のなじみや浸透を良くしてくれるため効果的です。 男性の肌は、女性と比べて皮脂分泌が2倍。過剰な皮脂は酸化皮脂・劣化皮脂となり、見た目のべたつきや脂っぽさ・、ニキビ、毛穴の黒ずみ、毛穴の開き等の肌トラブルとなります。洗顔は良く泡立てて、こすらずやさしく洗い、すすぎは人肌程度の温度で、髪の生え際やひげの中など、すすぎ残しの無いようにしましょう。 タオルでのふき取りもタオルを押し当てる感じでやさしく。あくまでもゴシゴシ拭くのはタブーです。 水分と油分を補って、うるおいバランスを整え保つ 洗顔後の肌はすべてが洗い流され無防備。速やかに、化粧水で細胞の中に水分を補い、乳液で細胞と細胞をつなぎ角質層を整えるセラミドと皮脂を補います。肌のきめが整い、バリア機能が高まるため、乾燥や肌荒れが起きにくくなります。また、うるおいバランスが整いアップすることで、過剰な皮脂分泌も抑制されるため。皮脂由来の悩みも感じにくくなります。ひげそり後のスキンケアも忘れないで。 その他のケアについて シミ、しわ・たるみ、ハリのなさについては、悩み別の美容液を取り入れましょう。美容液は、基本のケアで改善できない個々の悩みに効果的です。 楽しみながら時間とお金をかけてスキンケアする女性に比べて、できるだけシンプルにしたいのが男性の特徴。そんな時におすすめなのがオールインワンタイプのスキンケアです。化粧水・乳液・美容液が1つになっているため、シンプルに効果的なケアをすることができます。 また、紫外線はすべての肌悩みの要因!!出かける前に1年中紫外線対策をしましょう。そして、紫外線対策後のケアは、洗顔で丁寧に洗い流しましょう。 ポイントをまとめると! * 基本は肌を清潔に保つ洗顔 * 水分と油分をバランスよく補う化粧水と乳液はマスト * 特に気になる肌悩みには美容液を * オールインタイプもおすすめ * 1年中紫外線対策が必要 * 毎日、朝晩、コツコツが大事 最後に いかがでしたか? 今回はメンズの肌の特徴を知り、悩みに合わせたお手入れ方法を紹介しました。 あらゆるタイプの男性用スキンケアが発売されていますので、ぜひ楽しんで選んでみて下さい。もちろん男性が女性用を使用することもできます。 今の肌を保つのはもちろん、5年先~10年先を見据えたスキンケアが大切です。 一緒に楽しく頑張りましょう!
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春本番!! 過酷な冬から本格的な春に向けて、三寒四温を繰り返しながら少しづつ春らしくなり、4月になれば、温かく明るい日差しが降り注ぐ日も増えてきます。少しやせ我慢してコートを脱ぎ棄て、足取りも軽くお出かけしたくなる…そんな季節。 春のお肌づくりのポイントとしては、 実は肌にとって最も過酷なのは春・春は揺らぎ肌などと言われています。 お肌にとって春の環境は、1年の中最も肌トラブルを起こしやすい条件が整っているのです。 お肌のケアにとっての春としては、2月末頃からのスタートが大切なので、春はうぶ肌 いたわり草紙を参考にして頂くとして、今回は、本格的な春のお肌づくり 4月~5月編をお届けします。 目次 * 春に多い肌トラブルの原因を知る * 春のスキンケアのポイントを学ぶ 春に多い肌トラブルの原因を知る 春の季節環境のキーワードは、 * 昼夜の寒暖差/気温の上昇 * 大気中の刺激物の増加(花粉・黄砂・PM2.5等) * 紫外線量の増加 * 生活環境の変化 * マスク100%の新習慣 昼夜の寒暖差/気温の上昇 三寒四温と言われるように、徐々に温かくなるのではなく、日によって急激な温度差や、昼夜の寒暖差も激しい為、自律神経のバランスが取れなくなります。自律神経がバランスを崩すことで、身体全体はもちろん、お顔の血管力もバランスを崩し、肌の角化が乱れて肌が乾燥します。乾燥することで肌本来の大切なバリア機能が低下するため、様々なトラブルを引き起こします。 また、気温の上昇に伴い皮脂腺機能が活性化し、皮脂量が増加し始めます。ベタつきを感じにくい人も、Tゾーンはベタつきや化粧崩れを感じやすくなります。そして見逃せないのは、起床時の皮脂分泌。就寝前と起床後を比較すると、なんと8倍も増えているとのデータもあるほど。肌表面に出てから時間が経過した皮脂は変性し、ニキビや肌トラブルの原因となることもあります。 大気中の刺激物の増加(花粉・黄砂・PM2.5等) 花粉症や、アレルギー症状と言えば、かゆみ・ムズムズ・くしゃみ等。症状があれば、外出を控えるとか、完全武装で外出するなどと対策ができますが、症状がない場合は、完全無防備。しかしこれらの刺激物は、誰にでも、平等に、年間で最も増加し複合的に襲ってくるため、避けられません。ただでさえ肌のバリア機能が低下している肌に付着することで、肌の中ではかくれ炎症と呼ばれる状態になり気が付かないうちに影響を受けているかも。肌の生まれ変わりのリズムが乱れ、健康な肌細胞が生まれにくくなり、肌は乾燥し、様々なトラブルを引き起こします。 紫外線量の増加 紫外線量の年間グラフでは、5月と7月・8月は同等で既にピーク!!真夏との違いは気温と湿度。 4月~5月は過ごしやすい為、毎年うっかり日焼けで後悔する人もいるのでは?紫外線の影響で、肌は保水機能やバリア機能が低下し、角化が乱れ乾燥します。乾燥した肌は、様々なトラブルを引き起こします。メラノサイトが活性し、過剰なメラニンが作られ始めます。春先から真夏・初秋まで長い期間のメラニン生成により、日焼けやシミが濃くなります。 生活環境の変化 環境の変化のタイミングは、人それぞれ。しかし春は特に集中します。入学・卒業・就職・転勤・そして引っ越し。自分自身に変化がなくても、家族や周りの人の変化により、少なからずとも影響が・・・。 更に長引く新型コロナ感染症拡大による心身への負担や、リモートワークによる環境の変化の蓄積は、想像を超えたストレスです。ストレスは、自律神経のバランスを崩し、血管力を低下させ、肌の角化を乱します。 マスク100%の新習慣 長引くマスク生活の影響も、問題!! 外出中はマスク100%の新習慣により、摩擦・蒸れ・を筆頭に刺激を受け続ける事での肌悩み。マスクの中は湿度80%、マスクを外した途端に湿度30%まで下がります。そこにマスクをつけていること自体の精神的ストレスも加わります。摩擦によるヒリヒリ感、乾燥。蒸れによるニキビや吹き出物。あきらめや慣れることなく対策したいもの。 春のスキンケアのポイント クレンジング/洗顔選びと洗い方 補いを補い高めるケアにはお金と時間ををかけても、意外と無頓着に使い続けているのが落とすケア。 クレンジングには、オイル/ジェル/クリーム/ふき取りなど、様々なタイプがあります。汚れ落ちの速さ、強さも大事ですが、春は肌への摩擦の負担をメインに選びたいもの。摩擦を抑えて汚れを浮かせ、洗い流した後に保湿できるものを選びましょう。 洗顔料もきめ細かな豊かな泡立ちで、摩擦なく洗い上げ、すすぎが早く、洗顔後に保湿できるものがベスト。 帰宅したら、何はともあれ汚れや刺激物を落とすことから始めましょう。人肌の温度のお湯で洗い流し、タオルでのふき取りも、優しく押さえるようにして水分を拭きとりましょう。 とにかく保水と保湿は大切 洗顔後すぐにスキンケアしましょう。 化粧水は、時間が経過すればするだけ、浸透しにくくなります。 適量は人それぞれ。自分の適量の感覚を身につけながら重ねてみて。手肌が吸い付き、肌がふっくらしてきたら適量の合図。 乳液は、バリア機能を補い、同時に肌表面にバリアの膜をはります。大気中の刺激物から肌を守るためにも肌に、もう1枚バリアを重ねましょう。 悩みや、なりたい肌のための美容液も加えましょう。スキンケアは、肌に隙間なくなじませましょう。 手のひらを温め、ゆっくりハンドプレスし密着させましょう。 真夏並みの紫外線対策 真夏と同量の紫外線。顔全体につけたら、特に紫外線を浴びやすい部分には重ね付けを。Tゾーン・まぶた・頬骨・耳たぶ、服の胸元なども忘れずに。凹凸を意識し、服から出ている部分を要チエック。日焼けの始まりのケアが今年の夏を決めてしまいます。この後のファンデーションの付きと持ちを左右するため、丁寧にむらなくつけましょう。 ファンデーションの大切さ マスク生活により、ファンデーションをつけない人。簡単に薄くつける人。考え方によって習慣は様々。しかしファンデーションは、肌の上にもう一枚肌を重ねる為に、バリアにもなるのです。しかも紫外線防止効果も高まるため、つけたほうがむしろ安全・安心。ベースメイクとも呼ばれるように、基本ケアの一部として大切です。 最後に いかがでしたか? 毎年毎年繰り返される春の肌環境と、コロナ禍による生活や精神的環境。春の肌を取り巻く外部環境と、内部環境を知り、適切なケアをしましょう。スキンケアも、健康も、自分で育てるもの。日々の丁寧なお手入れの積み重ねがあればこそです。揺るがない良い肌を育てて、どんな過酷な環境にも負けない肌を手に入れましょう。
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目指せ!!オプティマルエイジング オプティマルエイジングとは、最良・最高のエイジングという意味。 大人の女性として、年齢を重ねるごとに変化し、避けられないエイジングを、最良のものにする為のポイントを紹介します。 30代~40代になり、久しぶりの友人や知人との再会で、「あんなに綺麗だったあの子がなぜ?」…などと、あまりの変貌に、驚き唖然とした経験はありませんか?また、同じ年齢なのに、見た目の印象が10歳近くちがって見えたり…ふと、自分はどう見られているのか気になることってありませんか? 少しでも若く見られたい願望は、当然の願い。でも、若さも美しさも、判断するのは他人。自分では決められないんです!! 目次 * エイジングのサインを見逃さない * エイジング加速要因を知る * エイジング世代のケアポイント エイジングサインを見逃さない 10代~20代前半までは、顔の造形の違いこそあれ、「肌」という視点で見た場合、誰でも輝くようにキラキラと美しく、肌悩みを聞いても、「特に無い。」という答えが返ってくることが殆どです。 20代前半くらいまでは、たまにニキビができたり、少しTゾーンがべたついたり、そういえば目元が乾燥したり・・・その程度ではないでしょうか? しかし、若さや美しさのカギとなる成長ホルモンは、18歳がピーク。その後は目には見えなくても、少しづつ下降線をたどります。その昔、お肌の曲がり角は27~28歳という共通認識があったのですが、現在はどうなのでしょうか?25歳という人もいれば、32歳という人もいるでしょう。その後、お肌の曲がり角を幾度となく繰り返し、肌の内側も見た目も変化します。そのように、間違いなく人の肌は、年齢を重ねるごとに変化します。加齢・老化・年齢を重ねることを、エイジングと言います。 エイジングサイン 20代後半 * 目元や目じりの小じわ * ほほ中心の毛穴の目立ち * 乾燥が続き改善しにくい * 薄く小さいシミ 30代前半 * 目元や目じりのしわ * ほうれい線の目立ち * シミそばかすの目立ち * 乾燥肌荒れ * 化粧のりの悪さが続く 40代以降 * 目元のたるみ * フェイスラインのたるみ * ハリ・ツヤがない * ほうれい線がさらに深くなる 肌の調子は日によって違うし、年齢や症状はあくまでも目安ですが、こんな肌の症状を見逃さないことが重要です。 大人の肌のエイジング加速要因 生活環境 代表的なものは、湿度・温度・紫外線の影響です。シーズンによって強弱はありますが、普通に生活していても、1年を通して避けては通れないのが、私たちを取り巻く生活環境。中でも紫外線の影響は、子供の頃から浴びた量の蓄積が、後々の、シミやハリ弾力に大きくかかわり、エイジングを加速させます。 生活習慣 食事・運動等があります。肌の細胞は角化によって1日1細胞、基底層で生まれます。質の良い細を生み出すために、血流量と血液の質が重要です。血液の質を高めるために、質の良い食事や適度な運動は不可欠です。忙しさや、面倒臭さを避けて、外食やテイクアウトなどの簡単なもので食事を続けていると、肌に必要な栄養が不足し、エイジングを加速させます。 精神的ストレス 常に社会的な精神的ストレスにさらされている女性。今年は、新型コロナの影響で、新たな精神的ストレスが発生しました。また、年齢的に子育ては終盤ですが、子供の年齢が高くなると、悩みも大きくなります。ストレスは、自律神経のバランスを乱し、血管力が低下し血流量が減少します。肌が生まれる段階で既に質の良い細胞が生み出されなくなり、エイジングを加速します。 女性ホルモンの減少 身体全体・美肌の調子を司る女性ホルモン。中でも、美肌に大きく関与するエストロゲンが、35歳前後から減少すると言われています。ホルモンからも守られなくなることで、エイジングに大きく影響します。 エイジング世代のケアポイント 年齢にふさわしいケアをする 肌は生まれながらに自ら美しくなる力をもっています。しかしその力が低下するのがエイジングです。エイジングのサインを感じたら、クレンジングからスキンケアを見直す時期。これまでのスキンケアの量を増やしても、今まで以上の効果は望めません。タイミングを見逃さず、今の状態から先を見つめたケアに思い切って切り替えてみましょう。 紫外線は徹底的に防ぐ 在宅勤務が増えたり、外出しない日は、肌を休ませるためにメイクしないという声も多いですが、肌を休ませることで紫外線の影響を受けることが危険。光老化は、紫外線を浴びた時間と強さに比例すると言われています。1日の始まりは、化粧水・乳液の後に必ず紫外線防止ケアまでの流れを習慣に。 肌を摩擦・刺激しない 肌の一番上層は、角質層で0.02ミリ。実はサランラップ1枚程度の薄い層なんです。年齢を重ねると、肌の角化のサイクルが遅くなり、さらに薄くもろくなります。また表皮と真皮の結合もゆるくなります。クレンジングからクリームまで、肌が動かない程度の優しい力で丁寧に。 毎日朝晩、肌に触れる時のその強さや癖が、肌に思わぬ負担をかけてエイジングを加速することになりかねません。手指から力を抜き、ふわふわっと包み込むように触れましょう。 美容器具 スキンケアと言えば化粧品が浮かぶ時代を超え、美容器具や美容外科に至るまで、当たり前のように選択肢に入る時代になりました。イオン導入美顔器・つけているだけ小顔やリフトアップができるもの、フェイスローラーなど人気ですよね。自宅で手軽にできるのが魅力です。金額的に高価なものや、エビデンスがわかりにくいものもありますが、情報を積極的に取り入れ、興味があり手の届く範囲であれば、ぜひ取り入れたいものですね。 美肌に欠かせない栄養素 日頃から、口にするものを意識して、体の中からエイジングを。代表的な食材を挙げてみました。 質の良い睡眠を 就寝中に分泌される「成長ホルモン」。肌の生まれ変わりを促進するホルモンです。就寝の時間は、ぜひその日のうちに。ぐっすり快適に眠れるように寝具や、寝室環境を整えて。 最後に 大人の女性として、年齢を重ねるごとに変化し、避けられないエイジングできるだけ、最良・最高のエイジングにするための方法をご紹介しました。難しい事のようですが、習慣にしてし合えば、当たり前にできることです。いつまでも美しく、そして同じ年齢の中での輝きを放つために取り入れてみてください。
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❛春はうぶ肌❜ 長い冬の眠りから覚めたら、季節はかすかに春の匂い。しかしそこは、紫外線・ほこり・花粉・黄砂・PM2.5が降り注ぐ過酷な環境。無理やり揺り起こされた朝のように、変化する季節についていけない。うとうとしている間に、置いてきぼりになりそう。そんな現代の新常識最も肌荒れしやすい季節は春という事実。 今回のテーマは、春に向けてのお肌づくりです。 春に何らかの肌トラブルを経験したことはありますか?というある調査に対して、70%以上の人が経験ありと答えています。主なトラブルは、乾燥・かゆみ・吹き出物の3つ。冬の定番とも言える乾燥にも春ならではの理由が・・・。春の環境を知り、春を迎えるお肌作りを紹介しましょう。 目次 * 春の肌環境 * 春の肌トラブルの要因 * 春のスキンケアのポイント 春の肌環境 寒暖差 少しずつ気温が上昇し、温かく過ごしやすい日が増えてきます。しかし三寒四温という言葉通り、温かい日と寒い日が交互に繰り返られるため、快晴の日があったかと思えば、真冬に逆戻りという事も少なくなく、不安定な季節でもあります。 紫外線量の増加 11月~2月に年間で最も紫外線量が少ない時期を越え、その後2月後半から、紫外線エネルギー、紫外線量ともに上昇し始めます。実は、UV-Aは真夏並み、UV-Bも真夏の80%程度浴びています。まだまだ気温が低く寒い為、紫外線なんて意識しない時期だからこそ要注意。 冬の間守られていたうぶ肌は、紫外線防御力も低下しているため、いち早く対策が必要です。 ほこり花粉黄砂・PM2.5 春と言えば定番となってしまった花粉・黄砂・PM2.5。毎年春風に乗って運ばれ、肌表面を刺激します。花粉症やアレルギー等で不調を感じる人は、徹底して対策をしますが、特に反応の無い人は、ついつい何気なく過ごしがち。反応はなくてもすべての人の肌に影響を与えます。黄砂は肌にとどまりやすく、PM2.5も化学物質の為、うぶ肌には大きな刺激となります。 生活環境の変化 環境の変化のタイミングは、人それぞれ。しかし春は特に集中します。入学・卒業・就職・転勤・そして引っ越し。自分自身に変化がなくても、家族や周りの人の変化により、少なからずとも影響が・・・。 更に長引く新型コロナ感染症拡大による心身への負担は、うぶ肌に想像を超えたストレスが蓄積しているはずです。 春の肌トラブルの要因 寒暖差・紫外線・花粉黄砂PM2.5などの外部刺激によるバリア機能低下 バリア機能が低下した肌はより刺激を受けやすく悪循環。 乾燥を繰り返し、さらに外部刺激を受け続ける為、より悪化し改善しにくい状態です。 寒暖差・生活環境の変化によるストレスで血管力の低下 三寒四温で、日々変化する気温への対応で、血管は拡張と収縮を頻繁に繰り返し疲労します。環境の変化からのストレスで、自律神経のバランスが崩れ、血流を調整する力が低下します。その結果、肌の生まれ変わりの段階で、十分な栄養分や酸素の供給ができず、老廃物の代謝も低下するため、健康な肌細胞が生み出されにくく、肌トラブルは改善しにくい状態です。 春のスキンケアのポイント とにかく肌をいたわり優しく丁寧に洗顔しましょう 帰宅したらまずは早めにメイクを落としましょう。クレンジングは能書の使用量よりもやや多めに使用する気持ちで。時間をかけず短時間でやさしくなじませ洗い流しましょう。洗顔料はきめ細かくクリーミーな弾力のある泡を立てて、肌に摩擦や負担をかけず洗いましょう。人肌程度の水温で洗い、すすぎ残しの無いように注意しましょう。 保水と保湿がポイント 冬の間ありとあらゆるスキンケアを重ねた肌でも、乾燥して固くなり、肌内部の受け入れ体勢も低下しています。一度に浸透しにくい肌には、少量ずつ数回に分けてつけましょう。肌の受け入れ体勢が整うと浸透量も増え、徐々に乾燥が改善します。 三寒四温の温度や湿度に合わせながら、しっとりタイプから少しずつ春夏用へと移行しましょう。 とにかく早めの紫外線対策。SPF値・PA値の見直しを 朝洗顔後、すぐにメイクしなくても紫外線防止まではその流れで確実に。うっかり日焼けの怖い時期です。浴び始めの時期が早いほど、今年の夏のメラニン産生量を増やし、日焼けやシミを引き起こし悪化します。 手肌のケアも忘れないで スキンケアする手のひら、指先のかさかさ、冬の間見ないふりしていませんでしたか? 荒れた手肌でのスキンケアは、肌の刺激となります。 ストレスを溜めないように 身体全体の機能がよりよく働いてこそ、スキンケアの効果はアップします。ストレスや疲れを溜めないように、バスタイムにはマッサージもできる洗顔料を取り入れてみませんか?血管力を高め、血流量を増やし、肌の生まれ変わりの細胞そのものを健康にしましょう。 最後に いかがでしたか? 真冬のケアにも劣らない、春のスキンケア対策。肌のエイジングは年齢と季節環境。年齢は誰もが平等ですが、季節環境による影響は自分で変えられます。 とにかく春はうぶ肌。うぶで季節の環境を受けやすいからこそ、きちんとポイントを知り、早めにケアすることで明るくやわらかな春の日差しに負けない美肌を目指しましょう♪
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現代の生活においてスマホやパソコンは、仕事や勉強にはもちろん、コミュニケーションや日常生活に必要不可欠。その引き換えに…とも言えるのが「目の疲れ」。 スマホユーザーの70%が、慢性的な目の疲れ&目の疲れが日常生活に影響を及ぼすと感じているデータもあります。スマホやパソコンの画面を長時間見続けていると、目のピント調節を行っている毛様体筋が疲労し、目の疲れ・目元の肌の疲れを引き起こします。 コロナ禍で、マスク着用が必須の現状・・・ 「マスクから見える目元」が、第一印象を100%決め、見た目の印象を大きく左右するのであれば、放っておけないのが「目元のケア」なのです!! 目次 * 目のお疲れチェック * 目元の皮膚の構造の特徴 * 目元の症状別原因と対策 * その他、目の疲れの為に良い事と注意点 目のお疲れ状態を確認しましょう! 最低でも2つ以上は当てはまる、いや全部当てはまる方も多いのではないでしょうか? 上記のような「目の症状」があれば、見逃してはいけないのが「目元の肌の状態」です。 チェック項目が多数の場合・・・気づいたときにはスマホ老け顔なんてことに!? そうなる前に目元の皮膚構造を知って、きちんと対策を行いましょう! 目元の皮膚の構造の特徴 目元の皮膚が薄いのは誰もが知る事実。 顔の皮膚は平均すると2ミリ程度と言われていますが、目元の皮膚はその3分の1、なんと0.6ミリしかありません。 目元には皮脂腺や汗腺もほとんどない為、乾燥しやすく摩擦や紫外線のダメージを受けやすい部分です。 その上、まばたきを1分間に約20回、1日16時間起きているとして、約1万9200回繰り返しているために疲れやすいのですが、スマホ使用中は、まばたきが極端に減少するため、逆に疲れを促進します。 更に、アイメイクを落とすときのクレンジングの摩擦、乾燥や疲れで、ついつい目をこする癖がある等、数えればきりがないほどの影響刺激を受けているのです。そこにスマホによる目の酷使が加わる訳ですから大変です!! 目元の症状別原因と対策 クマ 原因は血行不良 スマホでお疲れ目元のクマは、俗に「青クマ」と呼ばれます。血行不良により、肌色を決める血液中の酸素やヘモグロビンの量が減少します。皮膚の薄い目元は肌の中の状態が透けて見え、青クマ悩みとなるわけです。 対策 ズバリ血行促進です。 * 入浴で身体全体の血行を促進し、フェイスマッサージをする。 * 蒸しタオルで温める。市販の目元専用のホットアイマスクもおすすめ。 * 目の周りのツボ押しマッサージをする。 くすみ 原因は乾燥・メラニン沈着・血行不良と複合的 スマホの長時間使用で目が疲れると、ついつい目をこすってしまいがち。これが「茶くま」の原因。 “こする”という物理的刺激でメラニンが過剰に作られるため茶色いくすみとなります。また、長時間の使用による血行不良は、肌色を決める血液中の酸素やヘモグロビンの量が減少しくすんで見えます。室内やスマホ周りの湿度の低下で、うるおいが低下した肌は透明感が低下しくすんで見えます。 対策 * メラニン対策として美白ケアをする。 * 入浴で身体全体の血行を促進し、フェイスマッサージをする。 * 蒸しタオルで温める。市販の目元専用のホットアイマスクもおすすめ。 * 目の周りのツボ押しマッサージをする。 * 保湿ケアをしっかりする。 * いつものケアに加えてアイクリーム等の目元専用の保湿ケアを取り入れ乾燥を改善する。 しわ・たるみ 原因は、肌表面の乾燥・肌の内側の弾力線維の変化・眼輪筋の衰えと複合的 肌表面が乾燥すると、小じわが発生します。肌の内側では、肌の弾力を支えるバネの役割のエラスチン線維が変性し、コラーゲン線維の減少やゆるみが起こり、しわ・たるみとなります。また、目の周りを取り囲む眼輪筋が衰え、皮膚を支えきれなくなり、しわ・たるみとなります。 対策 * いつものケアに加えてアイクリーム等の目元専用の弾力ケアを取り入れしわたるみを改善する。 * 目周りのツボ押しマッサージをする。 * 眼輪筋を鍛えるマッサージをする。 * ヘットスパ・ヘットマッサージ等の頭皮ケアも目元のハリ改善に効果的。 むくみ 原因は、眼輪筋の緊張や筋力低下・血行不良・リンパの流れの悪化 目の周りを取り囲む眼輪筋が衰え、血行不良やリンパの流れの悪化を招くことで水分や老廃物の回収が滞りむくみます。まれに、強く目をこすり過ぎることで、血管壁から水分が漏れむくみが起きることもあります。 対策 眼輪筋ケアと血行促進です。 * 入浴で身体全体の血行を促進し、フェイスマッサージをする。 * 目元だけでなく、顔全体を冷やす→温める→冷やす→温めるの繰り返しで代謝を促進する。 * 目の周りのツボ押しマッサージをする。 * 眼輪筋を鍛えるマッサージをする。 その他、目の疲れのために良い事と注意点 * スマホやパソコン画面との距離や高さを適正に保つ。 * 長時間の使用は避け休憩を取り、目を休める。 * 就寝間際までの使用は避ける。 * 室内の乾燥や明るさを調整する。 * 意識的にまばたきを増やし、適度に目薬を使用する。 * 目元のケアは皮膚が動かない程度に優しく。 * 眼輪筋マッサージ・目の周りのツボ押しは正しい情報で適切に。 最後に いかがでしたか? マスクから見える目元の印象を、イキイキと美しく印象付けるためにも、総合的に目元のケアをしっかり習慣づけましょう。
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「日焼け止めは1年中?」なんて、今更のような質問に思えてしまいますが、結論から言うと「もちろん1年中必要!!」です。 しかし、紫外線が肌に良くない事だと知っている人でも、なんで良くないの?日焼けや、シミ以外には、どんな害があるの?どんな日焼け止めを選べばいいの?などなど・・・詳しくは知らない人も多いのでは? ここでは、日焼け止めが1年中必要な理由と、まずは紫外線とその害を詳しく知ることから具体的に紹介します。 目次 * 紫外線とは? * 紫外線を浴び続ける事での肌への影響は? * 日焼け止めの効果的な選び方 * 日焼け止めの効果的なつけ方 * 紫外線から守るためのその他ポイント 紫外線とは? 太陽の光には、目に見える光(可視光線)のほかに目に見えない赤外線や紫外線が含まれます。紫外線とは地表に届く最も波長の短い光です。紫外線は波長の長さによって、UV-A波、UV-B波、UV-C波の3つに分けられます。UV-Cは、地上に到達する前にオゾン層で吸収されてしまうので問題なし。問題は、UV-Aと、UV-Bです。 ●UV-Aは、波長が長く雲や窓ガラスを透過し、真皮の深部にまで届きます。曇りや雨の日、室内にいても浴びています。真皮で、ハリや弾力を保っている「エラスチンやコラーゲン」等に影響を及ぼし、ハリ・しわ低下をもたらします。また、即時黒化をもたらす為、すでに日焼けした肌や、すでにあるシミをより濃くします。 ●UV-Bは、中波で、雲や窓ガラスには遮断されますが、非常に強いエネルギーを持ち、真皮の上層に影響を与えます。晴れた日の屋外ほど強いエネルギーで降り注ぎ、ジリジリ、ヒリヒリと肌が赤く炎症します。遅延黒化により、メラニンの生成が活発になり日焼けやシミをもたらします。皮膚がんの原因と言われているのもUV-B波です。 UV-Bは、3月~10月が要注意時期、11月~2月は比較的落ち着くのに対して、UV-Aは1年を通じて大きな変動がなく、11月~2月の間も油断することなく注意が必要です。 紫外線を浴び続ける事での肌への影響は? 皮膚は、有害な紫外線から肌を守るためにメラニンを生成し肌を黒くします。紫外線のエネルギーが弱くなり浴びる紫外線量が減少すれば、ターンオーバーにより、肌色は元に戻りますが、紫外線を浴び続けるとシミはより濃くなり、局所的に明確な輪郭をもった濃いシミとなります。 UV-Aが肌のハリ・しわの原因となり、フェイスラインや肌全体のゆるみやたるみへと進行します。 UV-Bが肌を乾燥させ、乾燥した肌はより紫外線の影響を受けやすくなるため、悪循環になります。 肌の老化の80%は光老化と言われています。 日焼け止めの効果的な選び方 UV-A波を防ぐ指数はPAで表記されています。+の数が多いほど長時間防ぐことができます。最高値がPA++++です。日常の通勤や買い物散歩等で、PA++。晴れた日の屋外や炎天下でのスポーツ等だとPA++++が必要です。 UV-B波を防ぐ指数はSPFで表記されています。数字が大きいほど長時間防ぐことができます。日常の通勤や買い物・散歩等で、SPF10~30。晴れた日の屋外や炎天下のスポーツ等だとSPF50+が必要です。 PA・SPFともに数値の目安はありますが、効果を長時間持続させるためには、汗や皮脂に強く崩れないことが重要になります。 日焼け止めの効果的なつけ方 * 化粧水等で肌にうるおいを与えてからつけると、のびやなじみが良くなります。 * 塗りむら・つけ残しのないように確認しましょう。 * Tゾーン等の高いところは紫外線の当たりやすい部分。重ねづけが効果的。 * シミが気になるところは紫外線を吸収しやすい部分。重ねづけが効果的。 * 汗や摩擦で効果は低下します。こまめにつけ直しましょう。 * 数値はあくまでも目安。個人差や環境差があることを知っておきましょう。 紫外線から守るためのその他ポイント * 紫外線の強い時間帯は10:00から16:00。その時間帯の外出は、できれば避けましょう。 * 地面の照り返し、白い建物の壁の反射に注意しましょう。 * 日陰を利用し日傘をさし帽子をかぶりましょう。 * 長袖や襟のある衣類で肌を覆いましょう。 * サングラスをかけましょう。 最後に 紫外線は、カルシウムを作るために必要なビタミンDを合成したり、乾癬や、アトピー性皮膚炎等の治療に使用されたりと、いい面もあるものの、やはり肌への様々な影響が大きく、効果的に防ぐほうが優先です。ですから、日焼け止めは1年中、朝のスキンケアで使用し、汗・皮脂での崩れや擦れにより落ちやすいので注意することを覚えておきましょう!
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